
大きく方向転換するのは危険
人間は常に進化していくものだ。しかし、だからといっていきなり大きく方向転換すると失敗する可能性が高くなる。仕事や人生は船と一緒で急に大きく舵を切ると転覆してしまう。変化するのはゆっくりでいいので少しずつ方向転換をしていくことだ。
人間は常に進化していくものだ。しかし、だからといっていきなり大きく方向転換すると失敗する可能性が高くなる。仕事や人生は船と一緒で急に大きく舵を切ると転覆してしまう。変化するのはゆっくりでいいので少しずつ方向転換をしていくことだ。
突然の不幸や困難が訪れた時、人は自分の運の悪さを呪う。しかし、不幸や困難は偶然に引き起こされるわけではない。そこには必ず原因がある。だから不幸や困難はその間違いを修正するチャンスでもあるのだ。
人間の感情の中で最も厄介なのは劣等感だ。劣等感を持つと他人からの意見や忠告を素直に受け入れられず、反抗的な態度を無意識に取ってしまう。これでは本来変われるはずの機会や新しい知識を受け入れることなく周囲の人からも嫌われていく。
人間は誰にでも長所と短所がある。そして、多くの場合短所をどうやって直そうかと取り組んでしまいがちだ。しかし短所を直そうと努力すればするほど、どうしても苦しくなる。それよりも長所を拡大すれば短所は目立たなくなるのだ。
向上心をもって自己を進歩させていると、いつか成功に到達する。しかし、そのうちに自分が凄いと過信し虚栄心が生まれてしまう。虚栄心は自己の評価を誤らせ進歩を止めてしまうのだ。進歩を止めてしまうと知らず知らずのうちに没落への道を歩み始める。
幸福になりたかったら、とにかく喜ぶことだ。それも少し大げさなくらいに。人は基本的に喜ぶ人が好きだ。明るい人が好きだ。そういう人の周りには、人が集まってくる。逆に文句ばかり言う人からは、だんだん人が離れていく。
世の中にはちょっと聞きの又聞きで知ったかぶりの人がとてもたくさんいる。こうした人の話す内容はどこかおかしかったり事実と違ったりしていることがとても多いものだ。しかし、多くの人たちはその話を信じさらに広めていく。
誰かに何かを与えると、その見返りを受け取らされる。これが人生の法則である。だから喜びや幸福を与えると喜びや幸福が返ってくる。しかし、怒りを与えると怒りや恨みを受け取らされる。これを拒否することはできないのだ。
ビジネスで利益をもたらすものは2つある。「得」と「徳」だ。商品に適正な利益を乗せて売ること。これを「得」という。目先の利益を追い求めると確かに今は儲かるが未来でうまくいかなくなる。商品によってお客が幸福になるように売ることを「徳」を積むという。
利益を追求するあまり奪うことを考えると長続きしない。それは他者から奪ったことで自分の心が傷つくからだ。自分の心が傷つくと自分で自分に罰を与えてしまう。その結果上手くいかなくなるのだ。これは個人でも会社でも同じだ。