常識は事実とは限らない
私たちは、物事を判断する材料として、常識や社会通念を使う。しかし、この常識や社会通念が、そもそも事実と違うことが多い。むしろ、事実と違うことのほうが多いといっていいだろう。だから、多くの人が物事の判断を誤るし、上手くいかないことが出てくる。
私たちは、物事を判断する材料として、常識や社会通念を使う。しかし、この常識や社会通念が、そもそも事実と違うことが多い。むしろ、事実と違うことのほうが多いといっていいだろう。だから、多くの人が物事の判断を誤るし、上手くいかないことが出てくる。
情熱を持つことはとても大事だ。しかし、この情熱が自分勝手な思いに変わり、自分が自分がという気持ちが強くなりだすと、感情的になってしまう。こうなると、周囲に軋轢を産み何事もうまくいかなくなる。
何かに取り組むときに、必ず乗り越えなければいけない壁が存在する。この壁を乗り越える為には、努力が必要になるのだが、同じ努力でも、好きなこと、楽しいことであれば、乗り越えやすいものだ。だからこそ得意なことをしたほうが、より成功に近づきやすいのである。
人間は人を誉めることが苦手だ。これは、人を誉めると、あたかも自分が落ちてしまう錯覚に陥るからだ。人を持ち上げると自分が下がる気がするのだ。しかし、人を誉めると必ずいいことが自分に返ってくる。人を持ち上げると自分も同時に上がるのだ。
時間に終われて悲観的になるのでは、何事もうまくいかなくなる。時間はそこで終わりではない。時間は永遠に続いていくものだ。時間が経過していく段階で物事は移り変わっていく。だから、その変化を受け入れさえすれば、時間はあなたの味方になる。
大きな問題を抱えていたり、心配事や悩みに囚われていると、巡ってきた幸運を受け入れられない。人の心には、大きさがあって、悩みや心配で心がいっぱいになると、他に何も入らなくなってしまうのだ。
人間の感性は、非常に鋭い。第一印象で人や物事の本質を見抜いているものだ。だから、「なんとなく気が進まない。」「どうも信用できない。」。こうした気分は案外正しいことが多いのだ。
人間の最大の喜びは、誰かの役に立つことにある。物やお金を得る幸せより、誰かに何かをしてあげるほうが幸せ度は大きくなる。与えられることを待つより、何ができるかを考え、与える側になることが、幸福になるためのポイントである。
あなたの人生に起こってくるすべての出来事は、良いことであれ、悪いことであれ、それは、あなたが以前にイメージし感じたことである。常に自分の心を観察し、自分の心に浮かんでくるイメージを監視しなければ、望まないことに振り回される。
何かに悩んでいる、どうしようか迷っている。こうした時は、何でも良いので、まず一歩を踏み出してみることだ。そうすると視野が一気に広がる。視野が広がれば、そこから新しい可能性が見えてくる。人生とは、この連続である。