あなたのことを「もっともっと」知りたい

ミステリアスな男は女性の好奇心を刺激する

多くの女性がミステリアスな男性に惹かれる傾向がある。何を考えているんだろうという戸惑いや不安が、「もっと知りたい」という欲求に変化し、それが恋心を作り出していくのだ。相手の考えが読めず、不安になればなるほど、頭の中がいっぱいになり、24時間頭から離れなくなって、いつのまにかハマってしまうことになる。恋愛によく駆け引きという言葉が出てくるが、駆け引きとは、この「知りたい」という欲求を、チラ見せで引張り相手を引き込んでいくことだ。(内田游雲)

女性の多くは、男性よりも好奇心が旺盛なものだ。その原因は、やはり原始時代に遡る。

現在のように、科学知識が発達していない原始時代には、次に何が起こるかまったく予想できない。雨が降るのか、嵐になるのか、雷が落ちるのか、全くわからないのだ。さらに、突然、猛獣に襲われるかもしれない。こうした環境の中で、生き抜いていくには多くの情報を必要としていた。雨が降る気配、雷が落ちる気配、猛獣が潜んでいる気配、こういったものだ。

こうした状況の中で、人間は好奇心を発達させていった。特に体力的に弱い女性にとって、このような情報を少しでも早く得ることは、そのまま生き延びることに直結していたのだ。多くの情報を得ることができれば、それは、すなわち、より長く生きられることにつながる。

つまり、知りたいという欲求は、生存のために獲得した女性の本能的衝動なのです。だから、女性のほうが、とにかく何でも知っておきたいという衝動が強くあるのです。

本能に根ざす好奇心

特に女性は、自分に食べ物を取って分け与えてくれる男性を自分に常にひきつけておく必要がある。そうしないと、他の女性に男性を取られてしまい、自分が食べ物を得られなくなってしまうからだ。

さらに、男性が狩りにでかけて食べ物を捕りに出かけるのに対して、女性は集落にいて集団で過ごすことが多くなる。そのため、人間関係を観察しコミュニケーションを取りながら暮らしていく必要があった。そこで、周囲を観察し、状況を把握する能力が発達していったのである。

こうして女性は男性よりも観察力に優れていて、少しの変化に気づき男の浮気を見抜いたりできるようになった。女性の直感が男性よりも優れているのには、こうした人類の歴史によって埋め込まれたのだ。

しかし、その反面、「知らない」ということに対して大きな恐怖心を持つのも女性なのだ。だからこそ、「知りたい」という欲求が男性よりも強くなっていくのである。

ミステリアスな男がモテる理由

多くの女性がミステリアスな男性に惹かれる傾向がある。何を考えているんだろうという戸惑いや不安が、「もっと知りたい」という欲求に変化し、それが恋心を作り出していくのだ。

そして、相手の考えが読めず、不安になればなるほど、頭の中がいっぱいになり、24時間頭から離れなくなって、いつのまにかハマってしまうことになる。これがミステリアスな男に女性が惹かれるメカニズムだ。

だから男性側は全てを見せるのではなく、必ず謎の部分を残しておくことで、女性を引き寄せることができるようになる。女はすべてを知りたがる。しかし、男は全てを見せまいとしてちょっと見せては、スグに隠してしまう。

こうしたやり取りが、恋愛の醍醐味である。

「知りたい」衝動からは逃れられない

こうした「知りたい」という本能的衝動からは誰も逃げることはできない。全ての女性が、こうした衝動に突き動かされている。

だから、恋愛においては、この「知りたい」という本能的衝動を理解することで、女性の考え方や行動が見えてくる。そうすれば、相手の心を掴むことも難しくなくなるのだ。

恋愛によく駆け引きという事が出てくるが、駆け引きとは、この「知りたい」という欲求を、チラ見せで引張り相手を引き込んでいくことだ。女性の「知りたい」という対象には、過去や未来を知りたい、今の状態を知りたい、気持ちを知りたいなど、多岐にわたっている。

この女性の「知りたい」にどう向き合うかが恋愛の技術である。

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