自分の過去を水に流して赦す
過去にこだわり過去の自分の行動を赦せないと、いつまでたっても後悔だけが心の中を占めてしまうことになる。これでは、どのような成功を得ても幸福になることはできない。幸福になるためには、まず、過去の自分の過ちや失敗を赦すことからはじめることだ。
過去にこだわり過去の自分の行動を赦せないと、いつまでたっても後悔だけが心の中を占めてしまうことになる。これでは、どのような成功を得ても幸福になることはできない。幸福になるためには、まず、過去の自分の過ちや失敗を赦すことからはじめることだ。
運命を作り出しているのは、今、この瞬間のあなただ。それは決して過去ではなく、ましてや前世などではない。もちろん未来でもない。今の一瞬に集中しなすべきことをきっちり行う。これが、あなたの運命を創っていくことなのだ。
今の状況は、すべて過去に自分自身が考えた結果であり、自分の考えた通りに実現しているのが今である。それは、良いことも、悪いことも同じだ。将来をよくしたければ、今、何を考えるかをコントロールすることが必要だ。全ては自分の考え次第で未来が作られるのである。
未来を変えようとすると、なにか大変なことをしなければいけないと思うかもしれない。しかし、真実は小さいことを変えるだけで、未来は大きく変わっていく。ただし、すぐに元に戻さないことだ。何かを少し変えてそれが習慣になれば、未来は変わっていくのだ。
歳を重ねるというのは、利口になることなのだと最近特に実感する。この世界を動かしているのは、人間の考える思惑や感情なのだが、これが、大きな流れになって世の中を動かしている。こうしたものの端っこが、なんとなく感じ取れるようになったのである。
未来のことを心配しても、あまり意味はない。また過去のことに悩んでも、全く意味はないのだ。むしろ、心労が心身を蝕ばみ健康を害したりする。心配してもしなくても、実際には結果には影響しない。どれだけ心配しても、結果が良くなることなどはあり得ないのだ。
まだ来ない未来ばかり心配する人は、目の前の今日を大事にできていない。そもそも、未来は、まだ存在しないものだ。存在しないものの心配して、今日を大切にしないと未来は当然良くはならない。不確実な未来の心配より、今日をどれだけ大事に生きるかを考えることだ。
あなたの人生を作っているのは、自分の日々の考えである。考えたことが行動に移され、それが習慣になっていく。習慣が続くことで状況や環境が作られる。だから私たちは良くも悪くも自分で考えた通りの人間にしか絶対になれないのだ。
夢を夢と思っているうちは、夢はかなわない。夢という言葉には「どうせかなわないもの」という意味が含まれているからだ。人は知らず知らずにそう思ってしまうから夢はかなわなくなる。そうではなく夢は未来の予定と考えればいい。
誰もが過去の失敗を悔い、過去の栄光に酔い、まだ訪れていない未来の失敗に恐怖を持って生きている。わかっちゃいるけど今に生きられない。何度自分に言い聞かせても、過去の記憶に縛られ、未来の予測に恐怖してしまう。ただ今日に生きることだ。