努力だけでは上手く行かない
努力し続けることは、とても苦しいことだ。その努力も苦しんでやるのでは、物事はなかなか上手くいかない。眉間にシワを寄せて続けるのではなく、いろいろな工夫をしながら苦しみの中に楽しみを見出すことで努力は実を結ぶようになる。
努力し続けることは、とても苦しいことだ。その努力も苦しんでやるのでは、物事はなかなか上手くいかない。眉間にシワを寄せて続けるのではなく、いろいろな工夫をしながら苦しみの中に楽しみを見出すことで努力は実を結ぶようになる。
周りに起きる全ての出来事には必ず理由がある。いい出来事でも悪い出来事でも理由があるのだ。その理由を見つけ出し克服しないと同じような事が繰り返し起きることになる。なぜ、起こったのか?自分がどこへ向かうのか?それを考えることが重要だ。
怒るということは、それだけで幸福を破壊する。怒りの感情は、自分を破壊し、他人を傷つけ、さらに人との関係を破壊してしまう。だから怒ることには、注意をしなければいけない。感情的になり怒りをぶつけていいことは何一つないのだ。
人生は運命に逆らうと、かえって状況が悪くなる。それより自分の身に起きた運命を受け入れた時にその運が好転していく。起きたことを恨んだり怒ったりしていると、悪い方向へ転がり落ちていくのだ。人生において訪れる全てのことを進んで受け入れてみればいいのだ。
物事を始めることよりも、止めることの方が大変である。真面目な人ほど、人生に前向きな人ほど、途中で止めることができないものだ。しかし、ズルズル続けてしまうと状況が悪化していく場合も多い。時として止める勇気を持つことは、とても大切なことである。
人間は不思議なもので、自分の欲求の為よりも、誰かの為に何かをするほうが大きな力を発揮する。人は自分中心で生きているようで、実際には人の為に生きたい生きものだ。だから、自分だけが幸福になるのではなく、他人も幸せにすることにこそ本当の力が出てくる。
人が生きる最大の目的は、人生に喜びを感じることだ。しかし何かのルールに囚われ、目標を達成することだけにこだわりすぎて、人生の喜びを忘れてしまうのだ。これでは、何のための努力なのか判らなくなる。
ほとんどの問題は、その最初に感情が大きく関与している。さらに感情が問題を大きくしたり問題そのものを引き起こしたりする。だから、何か問題が発生したら、感情をすべて取り去って客観的に眺めることで、解決しやすくなるのだ。
イメージできることはすべて実現できる。これには例外はない。世の中の全ての成果は、誰かのイメージから始まっている。時間はかかるかもしれないが、イメージし続けることができれば、どのようなことでも実現できる。反対にイメージできないことは実現できない。
武田信玄の旗指物で有名な言葉に「風林火山」がある。孫子からとった言葉だが、同じことが書かれている。人生には動くべき時と動かないほうがいい時がある。動かないことと同じくらい動くことで失敗するのだ。大事なのは、状況を客観的に観察し機を見ることである。