あなたは金持ちになれるだろうか
世の中の法則というのは実に明確で、お釈迦様によると世の中には、できないことが5つあると言われている。5つとは、(1)生まれないこと(2)老いないこと(3)病にかからないこと(4)死なないこと(5)因果法則から逃れること。以上の5つだ。
世の中の法則というのは実に明確で、お釈迦様によると世の中には、できないことが5つあると言われている。5つとは、(1)生まれないこと(2)老いないこと(3)病にかからないこと(4)死なないこと(5)因果法則から逃れること。以上の5つだ。
世の中が不安になったり、不景気になると、資格を取ろうとする人が増えてくる。これは、資格があれば金が稼げる、あるいは、仕事にありつけると思うからだ。しかし資格を取ったからといって仕事が見つかることや、収入が上がることはほとんど無い。
私と、リアルに会った人は、金の話をよくするので、「あなたは、金の話ばかりする」「そんなに金が好きなんですか?」とよく言われていた。私は十数年前、会社を閉めた時に極度の貧乏になったことがある。だから、「金があったらな…」と毎日のように思っていた。
多くの人は金が欲しいと思っている。「金が喉から手が出るほど欲しい!」心の底からそう願っている人がほとんどだ。しかし、望み通りに手に入れられる人は一部である。どこに原因があるかと言えば、理想を描いてもそこに到達する為の道筋を描けないからである。
収入を得ようと思った時に重要な事は、その収入が継続型かどうかだ。世の中の収入は、労働という名の時間を売る仕事がほとんどである。収入を増やしたいとか、複数の収入の流れを得たいと考えた場合、この時間と収入との関係を断ち切らない限りうまくいかない。
本当の豊かな人、金運がいい人、つまり「富者」とは、「自由」を完全に持っていることだ。それは決して「金銭」や「所有品」を沢山持っている人ではない。「物を所有する利益」は「所有するために心が引っかかって自由を失う不利益」によって相殺される。
現在のような、雇用環境が凄まじく悪化していく世の中で、会社の収入だけに頼るだけではあまりにもリスキーでもうやっていけるはずもない。これからの生き方は、会社に頼るのではなく自分の責任で人生を生きて行く必要がある。
金とは何かということを究明しようとすると、まず、金の歴史について知っておく必要がある。金の歴史は、金の実態が消失し現実感を失う歴史でもある。金の現実感がなくなるほど、私たちの金にたいする考えも、大きく変化していく。
私たちが金について知っているようでいて、あまり知らないと感じるのは、金があらゆるものの象徴になれるからだ。金の本質をこうした象徴と混同して感じるからこそ、金の本当の正体が見えなくなっているのだ。
今の時代に生きている限り、金に対する知識は重要である。金には、様々な意味が結び付けられていて、私たちは行動を起こす際に、かなり多くの場合、感情に基づいて物事を決めていく。特に金のささやきによって、引き起こされる感情はとても強力である。