向上心は自己を進歩させる
向上心をもって自己を進歩させていると、いつか成功に到達する。しかし、そのうちに自分が凄いと過信し虚栄心が生まれてしまう。虚栄心は自己の評価を誤らせ進歩を止めてしまうのだ。進歩を止めてしまうと知らず知らずのうちに没落への道を歩み始める。
向上心をもって自己を進歩させていると、いつか成功に到達する。しかし、そのうちに自分が凄いと過信し虚栄心が生まれてしまう。虚栄心は自己の評価を誤らせ進歩を止めてしまうのだ。進歩を止めてしまうと知らず知らずのうちに没落への道を歩み始める。
幸福になりたかったら、とにかく喜ぶことだ。それも少し大げさなくらいに。人は基本的に喜ぶ人が好きだ。明るい人が好きだ。そういう人の周りには、人が集まってくる。逆に文句ばかり言う人からは、だんだん人が離れていく。
世の中にはちょっと聞きの又聞きで知ったかぶりの人がとてもたくさんいる。こうした人の話す内容はどこかおかしかったり事実と違ったりしていることがとても多いものだ。しかし、多くの人たちはその話を信じさらに広めていく。
誰かに何かを与えると、その見返りを受け取らされる。これが人生の法則である。だから喜びや幸福を与えると喜びや幸福が返ってくる。しかし、怒りを与えると怒りや恨みを受け取らされる。これを拒否することはできないのだ。
ビジネスで利益をもたらすものは2つある。「得」と「徳」だ。商品に適正な利益を乗せて売ること。これを「得」という。目先の利益を追い求めると確かに今は儲かるが未来でうまくいかなくなる。商品によってお客が幸福になるように売ることを「徳」を積むという。
利益を追求するあまり奪うことを考えると長続きしない。それは他者から奪ったことで自分の心が傷つくからだ。自分の心が傷つくと自分で自分に罰を与えてしまう。その結果上手くいかなくなるのだ。これは個人でも会社でも同じだ。
怒りをバネにすることは良いように思える。しかし、これは最後は自分を破壊し、周囲に敵を作り最終的には破滅に向かる。怒りの感情はどこまで行っても、最後は破壊しかもたらさない。だから感情的に怒るのではなく、冷静にやるべきことを考え、淡々とこなすことだ。
人間は生きているだけで、いろいろなことが起こる。良いことも、悪いことも。こうした不運や幸運に一喜一憂していては、運に振り回されるだけだ。運に振りまわされてしまうと、どうしても判断を誤りやすく悪い方向へ転がってしまう。
他人に大事にされたければ、自分で自分のことをまず大事にすることだ。自分を大切にしていれば、周囲からも大切にされる。これが基本中の基本だ。自分が大事にしないものを誰が大事にしてくれるだろうか。まずは、自分が自分を大事にすることだ。
成功を目指すときに歯を食いしばって、努力を続け苦しみを乗り越えていく。こうしたイメージがある。しかし、それよりも成功を夢見て、ワクワクしながら楽しんでいくほうが大きな力が出て成功に近づけるものだ。