
デートでは女性に財布を開かせてはいけない
最近は、デートでも割り勘が当たり前だということをよく聞きます。
まあ、昔と違って、女性も男性と同じくらい働くのが当たり前の時代ですし、実家暮らしだと、生活費もあまりかからないから、安月給で独り暮らしの男よりも、平均的にお金を持っています。
これは確かに事実でしょう。
合理的に考えれば、確かに割り勘が当たり前かもしれません。
さらには、男性が「ここは奢るから」といっても、女性の側が断固拒否する場合も多いと聞きます。
確かに男女混合のグループで飲み食いしたら、こういうこともありかとは思います。
しかし、2人きりでの食事やデートでの場合も、頑なに自分の分を払おうとする女性の話を耳にすると、なんとも、風情のない女性が増えてしまったものだと残念に思うのです。
2人っきりのシチュエーションでは、男性が奢るのが当たり前です。
そして、女性の側もそれを受け入れて欲しいものです。
デート代は男が全部奢るべき
私は、これまでデート代を女性と割り勘にしたことは、一度もありません。
全部払ってきました。
若くてお金が無い時でもそうしてきたものです。
たとえ、翌日から食費すらなくなって、パンの耳をかじっていたとしても、見栄はってそうしてきたものです。
全財産はたいて奢って、フラれて帰りがけに
「ありがとう、今日は楽しかったわ」
という言葉に、心の中で、
「そりゃあお前はな!」
そう、悔し涙を心で流しながら、笑顔で別れるなんて、何度あったことか・・・。

しかし、たとえそれでも男は奢らなきゃなりません。
こうした話をすると、おっさんの戯言のように聞こえるかもしれませんが戯言上等です。
もちろん、奢ったんだから、ヤラせろっていうことではないのです。
そもそも、
「奢ってもらったんだからホテルいくしかない」
なんて、考える女性なんは、昔も今もいるわけがありません。
それは、かなり心が病んでいそうで、むしろ怖いでしょう。
恋愛の機微が見えてこない
じゃあ、なぜ、奢るのか?
「今日は俺が払うから」
「えっ、いいの?」
「大丈夫、心配しないで」
「本当にいいの?じゃあ、ごちそうさま」
こうした他愛のないやり取りの中にも、女性の心の機微を感じて楽しむ為です。
二人での、食事や飲み、つまりデートとは、お互いの心の探り合いです。
スケベ心で奢ろうとする男の下心を見抜きながら、さりげなく距離感を演出する女性。
ここにこそ、デートの醍醐味があるのであって、そこはかとない恋愛の風情と微量のエロスを感じるものです。
そして、何回かのデートのタイミングで、女性のガードが開く瞬間を察知して全力で突進してトライを決める。
これこそがデートをする本当の楽しみなのです。
しかし、そうしたことを見透かして、奢られたくないなどと思う女性など、一緒にて楽しくもなんともありません。
今時の割り勘社会では、こういった、男女の機微や風情を感じることなどできません。
そもそも、そんな、ガチガチにガードを固めた女性と飲みに行っても楽しくもなんともありませんから、それこそ、お金の無駄でしかありません。
それよりも、男の妄想を知りながら許してくれるちょっと脇の甘い女性の方が絶対に楽しいし賢い女性です。
「奢るから飲みに行こう」
こうした誘いに乗ってくる女性とのほうが、絶対に楽しいお酒になるに決まっているのです。